『アンストッパブル』UNSTOPPABLE 2010
story
ペンシルバニア州のとある操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備士の人為的ミスによって無人のまま走り出してしまった。
積荷は大量の化学薬品とディーゼル燃料。
操車場長のコニーはとてつもなく深刻な事態が発生したことを認識し、州警察に緊急配備を依頼する。
その頃、勤続28年のベテラン機関士バーンズと職務経験4か月の車掌コルソンは、この日初めてコンビを組み、旧式機関車1206号に乗り込み職務に就いていた.
staff
監督:トニー・スコット
脚本:マーク・ボンバック
製作:ジョリー・ヨーン、トニー・スコット、ミミ・ロジャース、エリック、マクレオド、アレックス・ヤング
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
cast
フランク:デンゼル・ワシントン
ウィル:クリス・パイン
コニー:ロザリオ・ドーソン
デューイ:イーサン・サプリー
ガルビン:ケヴィン・ダン
今年8月に亡くなったトニー・スコット監督の最後の作品となった映画。
劇場には観にいけなかったので、DVDで観ました。
この映画は実際にあった貨物列車暴走事故を基にした映画なんだそうで、CSX8888号暴走事故(CSX 8888 incident, 別名 クレイジーエイツ事故)というのが、
2001年オハイオ州で発生しているんだとか。
有毒物資を積載した貨物列車が暴走した事故で、アンストッパブルでは777であったが、本物は8888というのが面白い。
主演は、トニー・スコット監督お気に入りのデンゼル・ワシントン、そして新スター・トレックの若きカーク役のクリス・パイン。
映画の色、カットなどは、この前のサブウェイ123やデジャヴなどと同じで、3部作なの?と感じるくらい雰囲気というか何かパターンが似ている。
ただ、前2作は犯人との駆け引きがあるが、この作品は暴走列車をどう食い止めるかというある意味単純なため、どうやって止めるのかとハラハラしながら観ました。
う~ん、ストーリー的にひねりがイマイチで、最後の手段というには、なんで?当然それを考えるでしょ?的に感じて、話自体の面白みに少し欠けてる気がする。
暴走列車の重量感はすごく出ていた気がするが、スピード感がイマイチで、これでほんとに100km以上出てるの?って感じました。
トニー・スコットも、ここ数作、やはり、マンネリ化に陥ってしまってたのかなあ。
やっぱり、初期から90年代が面白かったなあ。
トップ・ガンは別格にして、デイズ・オブ・サンダー、ラスト・ボーイ・スカウト、トゥルー・ロマンス、クリムゾン・タイド、
マイ・ボディガードあたりまでかなあ。
この映画みると、デンゼルも年とったなあって感じました。
★★★★★★★
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