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『マイ・レフト・フット』 DVD

Posted by Kasshy on 31.2010 DVD   1 comments   0 trackback
『マイ・レフト・フット』MY LEFT FOOT 1989

story
チャリティ・コンサートのレセプションに出席したクリスティ・ブラウンは、看護婦のメリー・カーに、自作の『マイ・レフトフット』を読ませる。
1932年、アイルランドのダブリンの煉瓦職人ブラウン夫妻の10番目の子供として生まれたクリスティは、生まれながらに脳性小児麻痺に冒されていた。
幼い頃のクリスティは、ある日臨月を迎えた母が階段から落ちたことで、かろうじて動く左足で必死に扉を叩き、近所の人を呼ぶが、誰もクリスティのおかげと気づく者はいなかった。
また別の日、兄弟たちが勉強する姿を見ていたクリスティは、左足にチョークをはさみ、文字を書いた。
こうしてクリスティは、外の世界とふれあう手段を得たのだった。
思春期のクリスティは、遊び仲間の少女に恋をしたり、母から車椅子を買ってもらったりした。
そして脳性小児麻痺の専門医アイリーン・コールと出会ったクリスティは、彼女の指導で言語能力と身体の機能を開発させてゆく。
そしてクリスティの絵の個展の日、アイリーンは婚約していることを彼にうちあける。
秘かに彼女を愛していたクリスティは、失意から自殺を企るが、不自由な身体ではうまくゆかなかった。
1957年、父が死に、クリスティは自伝『マイ・レフトフット』を書き、ベストセラーになった。
この本を読んでクリスティの才能と真心に心揺さぶられたメリーは、やがて彼と結婚することになるのだった。

staff
監督:ジム・シェリダン
脚本:ジム・シェリダン、シェーン・コノートン
製作:ノエル・ピアソン
音楽:エルマー・バーンスタイン

cast
クリスティ・ブラウン:ダニエル・デイ=ルイス
ミセスブラウン:ブレンダ・フリッカー
アイリーン:フィオナ・ショウ
ミスターブラウン:レイ・マッカナリー
クリスティ・ブラウン(幼少)ヒュー・オコナー

監督ジム・シェリダンは、アイルランド/ダブリン出身の監督さんで、このマイ・レフト・フットがデビュー作。
本作でアカデミー賞監督賞、脚色賞にノミネートされた。アイルランドをテーマにした人間ドラマの秀作を作る監督さん。
ダニエル・デイ=ルイスとは、この他父の祈りをやボクサーで3度組んでいる。

そしてダニエル・デイ=ルイス。
英国の俳優で、米アカデミー賞主演男優賞をこのマイ・レフト・フットとゼア・ウィル・ビー・ブラッドで2度受賞。
英アカデミー賞主演男優賞はマイ・レフト・フット、ギャング・オブ・ニューヨーク、ゼア・ウィル・ビー・ブラッドで3度受賞の名優。
出演作を厳選し、様々な役柄を見事に演じきる内面のパッションを感じさせるまさに名優だと思う。

このマイ・レフト・フットは、32歳のときの出演作ですが、思春期から大人までのクリスティ・ブラウンを見事に演じきっています。
実話の映画化は、ストーリーがどうのというよりは、いかにその人、その事件などを伝えるかがポイントですが、この映画はやはり、重度の小児性麻痺であり、左足しか思うようには動かせない主人公の半生と彼をとりまく両親、兄弟、周囲の人々の愛と葛藤えお描いた秀作です。

とにかく、分け隔てない母親の子への愛、そして主人公の強い生命力がすばらしい。

ダニエル・デイ=ルイスの演技は見事につきますが、母親役のブレンダ・フリッカーの母の愛もすごい。なんとも包容力のある演技に脱帽。

映画はほとんどが、主人公の過去の回想の中で家族の暮らす家と、家の周りの路地、そして今だけで広がりのない世界ですが、それがまさに主人公の世界であり、そこにひくつさは感じない。

ラストの終わり方もなんとなく好き。
myleftfoot.jpg
★★★★★★★★

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『ブリュッセルの小便小僧』

Posted by Kasshy on 30.2010 Photo   2 comments   0 trackback
ベルギーブリュッセルに行ったときに撮った写真の1枚です

世界三大なんちゃらに数えられる、ご存じ「小便小僧」です。

確かに、えっ?これがそうなの?って感じではありました(笑)

syouben.jpg

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『伏兵エイシンフラッシュ弾ける!ウチパク念願のダービーV』

Posted by Kasshy on 30.2010 Horse racing   0 comments   0 trackback
皐月賞馬にNHKマイルC馬、トライアル勝ち全勝馬など今年のダービーは豪華でハイレベルな戦いという前評判。
しかし、ダノンシャンティが骨折でリタイア。この辺から雲行き怪しかった?

レースは2番人気のペルーサが出遅れ。ここでペルーサは大きく後手を踏み、しかもややスローペースの展開では厳しかった。
ヴィクトワールピサは中団前目の絶好ポジションと思われたが、直線弾けず3着まで。
エイシンフラッシュが直線弾けて、ウチパクがダービー戴冠。
2着にはローズキングダム...またまた橋口調教師、無念の2着だ。
77durby.jpg

2010年5月30日(日) 3回東京4日
10R 第77回 東京優駿(GI)
サラ系3歳 2400m 芝・左
(国際)牡・牝(指定)オープン 定量
1 1 エイシンフラッシュ 牡3 57 内田博 2:26.9   32.7 486 -2 藤原英昭 7
2 8 ローズキングダム 牡3 57 後藤 2:26.9 クビ 32.9 440 +2 橋口弘次郎 5
3 7 ヴィクトワールピサ 牡3 57 岩田 2:27.2 1 3/4 33.1 502 -4 角居勝彦 1
4 13 ゲシュタルト 牡3 57 池添 2:27.2 クビ 33.4 486 -8 長浜博之 12
5 3 ルーラーシップ 牡3 57 四位 2:27.2 アタマ 33.3 484 -2 角居勝彦 4
6 9 ペルーサ 牡3 57 横山典 2:27.4 1 1/4 33.3 500 +2 藤沢和雄 2
7 17 トゥザグローリー 牡3 57 戸崎 2:27.4 ハナ 33.7 518 -2 池江泰郎 10
8 4 サンディエゴシチー 牡3 57 浜中 2:27.4 ハナ 33.0 500 -2 作田誠二 15
9 12 ヒルノダムール 牡3 57 藤田 2:27.5 3/4 33.3 462 +6 昆貢 3
10 5 コスモファントム 牡3 57 松岡 2:27.8 2 34.0 484 -2 宮徹 11
11 2 レーヴドリアン 牡3 57 藤岡佑 2:27.9 1/2 33.6 456 -4 松田博資 9
1214 リルダヴァル 牡3 57 福永 2:27.9 アタマ 33.5 488 0 池江泰郎 8
13 6 アリゼオ 牡3 57 ウィリアムズ 2:28.2 1 3/4 34.7 512 +2 堀宣行 6
1415 メイショウウズシオ 牡3 57 飯田 2:28.4 1 1/4 34.4 476 -10 飯田明弘 14
1510 トーセンアレス 牡3 57 江田 2:28.8 2 1/2 34.2 464 0 鈴木康弘 17
1611 ハンソデバンド 牡3 57 蛯名 2:29.2 2 1/2 34.7 468 0 尾形充弘 13
1716 シャイン 牡3 57 和田 2:29.5 1 3/4 36.0 456 -2 川村禎彦 16
取消 18 ダノンシャンティ 牡3 57 安藤勝   松田国英

タイム
ハロンタイム 12.6 - 11.3 - 12.2 - 12.7 - 12.8 - 13.5 - 13.1 - 12.9 - 12.4 - 11.3 - 10.8 - 11.3
上り 4F 45.8 - 3F 33.4

払戻金
単勝 1 3,190円
馬連 1-8 16,720円
馬単 1-8 46,210円
複勝 1 490円
8 500円
7 120円
ワイド 1-8 4,080円
1-7 810円
7-8 900円
3連複 1-7-8 10,630円
3連単 1-8-7 152,910円
枠連 1-4 1,320円
返還   返還馬番 18番

『プリンス・オブ・ペルシャ~時間の砂』

Posted by Kasshy on 30.2010 Cinema   0 comments   0 trackback
『プリンス・オブ・ペルシャ~時間の砂』PRINCE OF PERSIA:THE SANDS OF TIME 2010

story
国王の弟ニザム、王位継承者のタス王子、次男で軍司令官のガーシヴ王子は、ペルシャ国境近くにある聖なる都アラムートが敵側に武器を売りつけているという情報を得て、アラムートを攻撃する決断をする。
シャラマン王は以前からアラムートへの手出しを禁じていたが、今は遠く離れたナサフにおり、許可を得ている余裕はなかった。
王の意志に背くことに三男ダスタン王子は躊躇するが、戦が避けられないのであれば犠牲を最小限に留めたいと考え、ガーシヴの命令に背き、別ルートで自隊をアラムートに侵入させ、奇襲攻撃をかける。
ダスタン王子の活躍によりペルシャ軍は有利に戦いを進めた。
戦火のなか、ダスタン王子はアラムートの王女タミーナの密命をうけた戦士アソーカを倒す。
アソーカが命をかけて守ろうとしていた包みをひらくと、そこには別世界のもののような、風変わりな短剣があった。
ガラス製の柄に宝石がついていて、柄のなかには不思議な白い砂が入っていた。

staff
監督:マイク・ニューエル
脚本:ボアズ・イェーキン、ダグ・ミロ、カルロ・バーナード
製作:ジェリー・ブラッカイマー
原案:ジョーダン・メックナー
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

cast
ダスタン王子:ジェイク・ギレンホール
タミーナ王女:ジェマ・アーターソン
ニザム:ベン・キングズレー
シーク・アマール:アルフレッド・モリーナ
セソ:スティーヴ・トゥーサン
ガーシヴ王子:トビー・ケベル
タス王子:リチャード・コイル

砂漠って前にも書きましたが、好きです。
何故かしら、神秘的で、あの色彩も好き。砂漠をめぐる、あるいは砂漠を舞台にした物語も好き。
そして、主演があの「遠い空の向こうに」や「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール。
脇を固めるのが、名優ベン・キングズレーに007/慰めの報酬やタイタンの戦いに出ていたジェマ・アーターソンら魅力的な俳優陣。
さらに監督がフェイク、ハリー・ポッターと炎のゴブレット、モナリザ・スマイルなどのマイク・ニューエルときたら、観にいかないとという感じ。

威厳にあふれるペリシャ帝国の王シャラマン。無用な争いを好まず、洞察力に富む偉大な国王。
王の実弟で、武力に優れカリスマ性があり、政治的手腕にも長けたペリシャ帝国の高官ニザム。王子たちの良き後ろ盾でもあるが、どこか謎めいた雰囲気を漂わせる。
ペルシャ王の長男であり、王位継承者であるタス王子。雄弁、誠実で善意にあふれるが、決断力に欠ける。
次男ガーシヴ王子は、勝気で、戦士としての資質は十分。兄や弟ダスタンへのライバル心も強烈。ペリシャ帝国軍の司令官。
そして、幼い頃、市場でペルシャ軍指揮官から幼い少年を救出し、自らは捕えられ、片手を切り落とされそうになったところを、その勇気に惚れてシャラマン王はダスタンを王子として迎え入れる。
三男ダスタンは、やがてペリシャのライオンと呼ばれる勇者に成長。粗野だが、危機に瀕しても高潔な精神を失わない、勇気の男。

物語は、国王の意志に背き、敵側に武器を調達していたという理由で、聖なる都アラムートに攻め入るペルシャ軍の攻防から幕を開けます。
ダスタン王子の活躍でアラムートを攻略したペルシャ軍。
アラムートの王女タミーナは、タス王子の妻として迎えるという話に。

シャラマン国王は、息子たちの聖なる都アラムート制圧に苦言を呈する。
長男タス王子は、敵側に武器を渡していた証拠をつかむまでは、ナサムに戻らないと誓う。
そして自らの代わりにダスタンを国王に会わせ、王への献上品としてアラムートの祈りの法衣とタミーナ王女を引き合せるようにする。
国王は、ダスタンから法衣を受け取り、着衣する。
そして、タミーナ王女は、長男タスではなく、ダスタンの妃になるよう命じる。

やがて、国王は突然苦しみだし、王はその場で絶命する。法衣に毒が塗られていたのだ。
国王に法衣を献上する役目だったダスタンは国王暗殺者の汚名をきせられ、捕えられそうになるが、タミーナ王女ととに危機一髪王宮を脱出する。

ここから物語は一気に展開していきます。
アラムートの王女タミーナが所有していたガラスの柄の短剣をめぐって...。

ストーリーが判り易く、登場人物の設定も明快。アクションあり、ユーモアもあり、絢爛豪華であり、非常にみやすい映画でした。

最初ジェイク・ギレンホールがこんな役できるのかとも思ってましたが、ハマっていました。
あんなムキムキだとは知りませんでした。かなり鍛えたんでしょうね。やっぱり役者ってのはすごいね。
王女役のジェマも、最初に登場した顔、雰囲気と最後のほうの顔、雰囲気がまるで違う。たぶん、意識的にそうしていると思いますが、よかった。欲をいえば、もうちょっと勝気でも華やかさのある王女がよかったかなあ。オーラがイマイチ。

それになにより、ベン・キングズレーが出ているので、要所がシマっているのがいい。

そもそも何故、国王の命に背き、王子たちと叔父が聖都アラムートを攻め入ったのか...。
このガラスの柄の短剣の秘密、威力はどんなものなのか...。
これがこのストーリーの鍵。
persia.jpg
★★★★★★★

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『ある愛の風景』 DVD

Posted by Kasshy on 29.2010 DVD   2 comments   0 trackback
『ある愛の風景』Brodre 2004

story
12時間後にアフガニスタンに派遣される予定の軍人ミカエルはその日、出所するヤニックを迎えに行く。
妻と二人の娘と共に幸せな生活を送り、両親の自慢の息子でもあるミカエルと比べ、仕事も就かず、ついに服役までしたヤニックは家族の中で孤立していた。
アフガニスタンに着いたミカエルは早速、行方不明になった無線技師の救助に向かうが、途中で撃墜されてしまい、家族の元にミカエルの死が伝えられる。
突然の悲報に打ちひしがれる一家。
遺体のない葬儀も済み、妻サラもようやく夫の死を受け入れ始める。
それまでトラブルばかり起こしていたヤニックは、残された家族を支えるうち、サラと心を通わせていく。
しかしそんな時、ミカエルがアフガニスタン側の捕虜になっており、救出されたとの知らせが飛び込む。
ところが戻ってきたミカエルは別人のようになっており、ヤニックとサラの仲を疑ったり、子供たちにも厳しく当たるようになってしまう。

staff
監督:スサンネ・ビア
脚本:アナス・トーマス・イェンセン
製作:シセ・グラム・ヨルゲンセン
音楽:モーテン・ソーボー

cast
ミカエル:ウルリク・トムセン
サラ:コニー・ニールセン
ヤニック:ニコライ・リー・カース
ヘニング:ベント・マニング
エルサ:ソビョーリ・ホーフェルツ

今回、この映画を取りあげたのは、もうすぐハリウッド映画「マイ・ブラザー」がトビー・マグワイア主演で公開されるが、そのオリジナル版ということでのレヴューです。
戦争が引き起こす様々な悲劇。結果的に反戦メッセージの強い映画になっているが、映像が女性監督らしく、繊細で、クローズアップを多様している。
戦争の狂気という点では、やはりディア・ハンターが真っ先に思い浮かぶが、この映画も戦争で負った深い心の傷がひとつのテーマである。

この映画の監督スサンネ・ビアは女性で、あの「悲しみが乾くまで」の監督さん。

出来の良い兄とそうでない弟。
幸せな兄夫婦にその子供たち。
しかし、戦争で兄は戦死?の訃報。
弟が兄家族を支える。そこに愛の芽生え?
しかし、突然、兄は生きていて、帰ってくる。
兄は以前の兄とは別人のように変わり果てていた。

まあ、そんなに変ったストーリーでもなく、有りがちといえば有りがちなストーリーではあるが、兄弟、兄の妻、兄弟の両親、子供たちの描写が丁寧。
女性監督らしさが出ている。

この兄が戦場で体験したこと。このトラウマ。
ここがポイントなのですが、少し、この描写が薄いかなと感じる。

それでも、多くを語らず、映像描写で語るタッチは欧州映画らしさを感じる。
果たして、ハリウッド版はどうなのか興味深々。

ラスト、主人公が妻に語るセリフがまた、なにげに心につきささる。
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★★★★★★★★

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『水廊』

Posted by Kasshy on 27.2010 Photo   0 comments   0 trackback
春から夏へとうつろう時期

爽やかな風が吹き抜ける水廊

心が静まります

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『ヴェラ・ドレイク』 DVD

Posted by Kasshy on 26.2010 DVD   2 comments   0 trackback
『ヴェラ・ドレイク』Vera Drake 2004

story
1950年、ロンドン。
自動車修理工場で働く夫とニ人の子供と肩を寄せ合い、貧しいながらも幸せに暮らすヴェラは、家政婦として働く傍ら、時間を見つけては、老いた母親の面倒を見、近所の困っている人たちの世話を焼く毎日を送っている。
頼まれれば、望まない妊娠をして困窮する女たちを助けるために、密かに堕胎の処置を施すこともあったが、もちろんそれは誰にも内緒のことだった。
ところがある日、家族で楽しい食卓を囲んでいるところへ警察がやって来る…。

staff
監督:マイク・リー
脚本:マイク・リー
製作:S.C.ウイリアムス
音楽:アンドリュー・ディクソン

cast
ヴェラ・ドレイク:イメルダ・スタウントン
スタン・ドレイク:フィル・デイヴィス
ウェブスター警部:ピーター・ワイト
シド:ダニエル・メイズ
フランク:エイドリアン・スカーボロー
ジョイス:ヘザー・クラニー

2004年製作のイギリス映画。非常にイギリス映画らしい映画かなと思います。
ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞と主演女優賞を受賞しており、アカデミー賞でも主演女優賞、脚本賞、監督賞にノミネートされました。

この映画、劇場でもみました。そのときは、この映画を観ようと思っていたわけじゃなかったのですが、結果観てよかったというかいろいろ思いがありました。
来てたのはそうだなあ、ほとんど女性でした。まあ、なんとなくわかるけど。

マイク・リーって監督は聞いたことがあるんだけど、映画は観たことないです。
なんでも、俳優には自分が演じる役柄以外のことは事前に知らせないという、即興劇をやらせる監督さんらしいです。

前半では、貧しいけれどいつも前向きな家族のささやかな日々を丹念に描いていきます。
鼻歌を唄いながら、誰にでも温かいお茶と優しい笑顔を絶やさないヴェラ。
そのヴェラの家族も周りの人達も彼女が太陽やひまわりのように思え、安らぎを覚えます。

ところが、後半は悲痛な空気がはりつめます。
この映画で描かれた1950年という時代、中絶を「女性の権利」とするフェミニズムの論理などは存在しなかったようです。
ヴェラには少しの「悪意」もないのですが、かと言って中絶を行うその行為が正しかったと「正当化」もできない。
そう、ヴェラは「堕胎」という自分が手助けしている行為が悪いことだと知っている。
そして家族にそれを知られるのを恥じている。
しかし同時に、当時の女たちにとってそれが必要とされていることも知っていたのだ。
自分が必要とされるなら、その求めに常に応じようとするのがヴェラという女性。

この映画は「中絶問題の是非」について論じているわけではなくて、真の善意から行われた行為が、結果として反社会的な行為として断罪される矛盾を描いている。
ヴェラのしたことは、相手の女性に望まれてしたことで、誰も傷つけるつもりなどさらさらない。
とにかく、困った人を助けたかっただけ。
その「善意」をヴェラの家族も、観る側も誰も疑わないはず。
とにかく、ヴェラを演じるこの女優の演技がすばらしい。監督もこのキャラクターを見事に作りこんでいる。

ヴェラが逮捕され、その理由を知った後でも、夫のスタンは、その懐の深い愛情で、ヴェアを受け止める。
最初は、その正義感で母親を蔑んだ長男シドも最後は、母親の真の善意に理解を示す。

すべてを赦す夫婦の愛と家族の絆のすばらしさ!まさにそのとおりの映画でした。
ラストのカットは、一見、えっ?これがラストって思うような感じでもあるが、これはこれで、この家族とともに観る者への監督からの要求でもあるんだなあって思いました。

ハリウッドのスピード、スリル、サスペンスや超豪華な映画はそれはそれで、映画館で観ると、納得だけど、こういうシリアスで日常を描いた秀作もまた、映画館でこそ、しんみりと観るのもいいものです。

もちろんDVDで何度か観ましたが、やはり秀作ですね。
ちなみにこのヴェラ役のイメルダ・スタウントンはご存じハリポタの憎まれ役のひとり、ドローレス・アンブリッジ役の女優さんです。(笑)
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★★★★★★★★

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『ミラー』

Posted by Kasshy on 25.2010 Photo   0 comments   0 trackback
水面に映る景色

どっちが真実?

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『フィクサー』 DVD

Posted by Kasshy on 24.2010 DVD   0 comments   0 trackback
『フィクサー』MICHAEL CLAYTON 2007

story
ニューヨークの大手弁護士事務所のフィクサーであるマイケル・クレイトンは自らの仕事に嫌気が差していた。
そのためにフィクサーの仕事から足を洗おうと考え兼業していた料理屋は失敗し、多額の負債を抱えて金銭問題に追われていた。
その頃、マイケルが勤める弁護士事務所は、農薬関連の大企業U・ノース社側の弁護士として大規模集団訴訟を抱えていた。
訴訟が大詰めを迎えていたさなか、主任弁護士で、事務所一の敏腕弁護士でもあるアーサー・イーデンスが全裸になると言う奇行に走る。
ニューヨークからマイケルがすぐに派遣され、友人でもあるアーサーの起こした件の対応に走らされる。
アーサーは自分は正気だと言うが当然誰にも信用してもらえず、鬱病の再発だと考えたマイケルはひとまずホテルに軟禁する。
しかし、アーサーは行方をくらましてしまう。マイケルはアーサーの問題と金の問題で翻弄されることになる。
実は一連のできごとは、アーサーが良心から依頼人のU・ノース社を裏切ろうと考えたものだった。
アーサーは予てより手に入れていた訴訟を全てひっくり返す機密文書で原告の勝利を確信していた。
機密書類のことに気付いたU・ノース社の法務部本部長カレン・クラウダーは、秘密裏にアーサーを監視し、弁護士事務所の対応にも信用できなくなった結果、非常手段に訴え出る。

staff
監督:トニー・ギルロイ
脚本:トニー・ギルロイ
製作:シドニー・ポラック、スティーヴン・サミュエルズ、ジェニファー・フォックス、ケリー・オレント
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

cast
マイケル・クレイトン:ジョージ・クルーニー
アーサー・イーデンス:トム・ウィルキンソン
カレン・クラウダー:ティルダ・スウィントン
マーティ・バック:シドニー・ポラック
バリー・グリッソム:マイケル・オキーフ

2007年アカデミー賞のノミネート作品は、「つぐない」「JUNO」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ノー・カントリー」そしてこの「フイクサー」
でした。
どの作品も良作で、大作ではないが、見ごたえのある人間味のある作品がそろっていました。

結局、アカデミー賞では、ティルダ・スウィントンが助演女優賞を受賞。
ジョージ・クルーニーは惜しくも主演男優賞を逃しましたが、2007年を代表する映画のひとつであったことは間違いありません。

巨大弁護士事務所を扱った作品や弁護士の裏表を扱った作品は多いですが、この「フィクサー」は“良心”とは...を問いかける作品だと思います。

人はいったい何をきっかけに良心に目覚めるのか?
利益優先の大企業。
顧問料目当ての巨大法律事務所。
下請けで汚れ仕事を一切引き受けるフィクサー。
カネという絆だけでつながっていて、「社会悪」が正当化される。

二枚目クルーニーが、表向きは敏腕揉消屋の弁護士、だが私生活はギャンブルと借金まみれというくたびれた主人公を好演。
良心の呵責から依頼人を裏切ろうとする敏腕弁護士アーサー役には、フル・モンティや恋に落ちたシェークスピアなどの演技派、トム・ウィルキンソン。
そして、この作品で助演女優賞をとったティルダ・スウィントンと、役者がそろっています。

会社をスキャンダルから守るためには殺人さえいとわない企業の論理。
その会社を守るという表向きの理由の陰で、実は保身が一番大切な経営者や管理職。
大企業でも法律事務所でも、高サラリーを得るほど倫理観が欠如していく...。

登場人物の内面を丁寧に描いています。
ただ、少し前半がダレる感じがしないでもなく、もう少し最初からグイグイと引き込むようなつくりならよかったのになあと感じました。
michaelclayton.jpg
★★★★★★★
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『青』

Posted by Kasshy on 23.2010 Photo   0 comments   0 trackback
今日は1日中前

ときおり強風も吹いて

こういう日はなんか体もだるい

癒される音楽とか爽やかな写真や絵を観て気分転換

これはとあるオーストラリアの海岸...

australia.jpg

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プロフィール

Kasshy

Author:Kasshy
一見真面目そうで、気難しそうで、実は結構おちゃらけで調子乗りだったりして...。でも根は真面目ですよ!

映画、音楽、芝居、絵画、写真、スポーツ、旅行、街ブラ、グルメ、お酒なんかが大好きだったりします!

気軽にツルんでくださいー。
ブロとも大歓迎ですよ~。 Kasshy

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※注・・何回でもできますが過度の使用によりパソコンが著しく疲労する恐れがあります。

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