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『カウボーイ&エイリアン』

Posted by Kasshy on 03.2013 DVD   0 comments   0 trackback
『カウボーイ&エイリアン』COWBOYS&ALIENS 2011

story
1873年、アリゾナ。
一人の男が荒野で目を覚ます。
なぜ、ここにいるのか、自分が誰かさえもわからない。
そして、腕には奇妙な腕輪をはめられている。
自分のルーツを探るべく西部の町へとたどり着くが、そこはダラーハイドという男に支配された町だった。
偶然訪れたバーで、出会ったばかりのはずの女が話しかけてくる。
“あなた、何も覚えてないの?”その女は何か知っているようだ。
そしてその夜、西部の町の夜空に突如として未知の敵が襲来。
それはかつて見たことのない脅威であった。
立ち向かえるのは記憶を失った男だけしかいない。
いったいこの男は何者なのか。
その正体は、敵か味方か。
そして侵略者の目的とは。
想像を絶する巨大な敵が夜空を満たす時、男の手にはめられた謎めいた銀の腕輪が青い閃光を放ち始めた。

staff
監督:ジョン・ファヴロー
脚本:アレックス・カーツマン、デイモン・リンデロフ、ロベルト・オーチー
原作:スコット・ミッチェル・ローゼンバーグ
製作:ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード他
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

cast
ジェイク・ロネガン:ダニエル・クレイグ
ウッドロー・ダラーハイド:ハリソン・フォード
エラ・スウェンソン:オリヴィア・ワイルド
ドク:サム・ロックウェル
パーシー・ダラーハイド:ポール・ダノ

この映画。「カウボーイ&エイリアン」という同名コミックの映画化。
もし、エイリアンが西部劇の舞台に現れたら....という、興味深いSFの設定で、興味あったので、観てみました。

が.....

正直な感想をいうと、全然面白くなかった。
原作コミックがどの程度なのかはわからないですが、まず、キャスティングの新007のダニエル・クレイグ。
彼はスマートでかつアクションにキレがあって、ワイルドな役はハマるはずですが、西部劇にはちょっと向かないと感じる。
泥臭さがないんだよね。
共演は、あのインディ・ジョーンズやスター・ウォーズシリーズのハリソン・フォード。
彼は、カウボーイハットがよく似合い、西部劇にはハマる風貌ですが、逆にこっちは、役どころがおとなしすぎて、もったいない。
女性が魅力ないし、脇役も生きていない。

そして、なにより、エイリアンがつまらない。
時代背景でそういうつくりなのかもしれないが、自身思い描いていた、西部劇の時代にエイリアンという滑稽な設定をどう生かすのか、
楽しみにしていたが、見事に裏切られました。

主人公の腕になぜか取り付けられていた謎の腕輪が超破壊力抜群。でもこれなんなの?
終盤、ネイティヴアメリカンも出てきて、それに強盗団までがともにエイリアンと戦うけれど、その辺の描き方が雑。

戦いにも緊迫感がなく、それだったらもっとコメディチックに作ればと思うが、笑いがない。

そういう意味では、「ワイルド・ワイルド・ウエスト」のほうが、数段面白い。

非常に残念な映画だった。

cowboyaliens.jpg
★★★★★
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『プロヴァンスの贈り物』

Posted by Kasshy on 27.2013 DVD   0 comments   0 trackback
『プロヴァンスの贈り物』A GOOD YEAR 2006

story
少年マックスは毎年夏になると、南仏プロヴァンスに住みつきワイン造りをしながら人生を謳歌するヘンリーおじさんのもとでヴァカンスを過ごしていた。
時は流れ、ヘンリーが授けてくれた叡智と哲学のおかげでロンドンの金融界で豪腕トレーダーとして活躍するマックスは、超多忙な日々を送り贅沢な独身ライフを楽しんでいたが、彼には本当の愛は見えていなかった。
ある日マックスのもとに、ヘンリーが亡くなったとの報せが届き、遺産を相続するためにプロヴァンスへ向かう。
途中、自転車の女性を轢きそうになるが、マックスは気付かずに車を走らせる。
女性は地元のレストランのオーナー、ファニー。
鼻っ柱の強いファニーは、シャトーの前に例の暴走車が停まっているのを見つけ、仕返しをしにマックスの前に現れる。
相続と売却の手続きをすぐに済ませ、ロンドンにとんぼ返りするつもりでいたマックス。
ところがハプニングに見舞われ、この地で休暇を取ることに。滞在を重ねるうち楽しかった幼い日の記憶が次々とよみがえり、彼の心はゆれる。
そして何よりも彼の心を乱したのは、ファニーの存在だった。
ファニーのレストランに助っ人に入ったマックスは、彼女とのデートの約束を取り付ける。
大人の会話を楽しんだ後にめぐる上質なワインの酔い。
二人はムーディな雰囲気のまま、マックスのシャトーに泊まる。
翌朝、ここは自分の人生に向かないと告げるマックスに、ファニーはマックスの人生がここに向かないと切り返す。
やがてシャトーとぶどう園の売却の手続きを終えたマックスに、ロンドンへ戻る日が来る。
惹かれあいながらもマックスとファニーは、人生の価値観の違いから別々の路を歩みはじめようとするのだが、プロヴァンスでの幾つもの贈りものが、彼を変えようとしていた。

staff
監督:リドリー・スコット
原作:ピーター・メイル
脚本:マーク・クライン
製作:リドリー・スコット
音楽:マルク・ストライテンフェルト

cast
マックス・スキナー:ラッセル・クロウ
ファニー・シュナル:マリオン・コティヤール
ヘンリー:アルバート・フィニー
チャーリー・ウィリス:トム・ホランダー
マックス・スキナー(少年時代)・フレディ・ハイモア

巨匠リドリー・スコット監督が、ブティック・ワインの噂話を30年来の友人である作家ピーター・メイルに持ちかけ、その話を元に小説を執筆。それをスコット監督が映画化したものだそうです。

大好きな映画監督のひとり、リドリー・スコット。

彼の名を世に知らしめたのは、もちろん、あの「エイリアン」ですが、あの映画を観たときの驚きってなかったなあ。
いろんな意味でね。
特に、あの映像美は半端じゃなかった。
SFものであのリアリティやあの映像美はすごいよね。
以来、この監督の虜になりました。

続く、ブレード・ランナーは、今でも、近未来系アンドロイド映画の先駆だし、松田優作を男にしたブラック・レインも凄かった。
このあたりから、この監督、夜や闇を撮るのうまいなと。

一方で、テルマ&ルイーズやG・I・ジェーンなどの強くたくましい女性をうまく描く。
そういえば、これに限らず、この監督さんの映画に出てくる女性は強く、たくましい女性がほんと多いですね。

グラディエーターの迫力にもまいりました。

リドリー・スコットといえば、様々なジャンルの映画に挑戦し、常にリアリティのある映像美を追求する映像派の巨匠。
とりわけ、美術・照明・音楽など芸術面にこだわりがありますね。

ジャンルは多彩ながら、どちらかというと、硬派で骨太な作品が多いなかで、このプロヴァンスの贈り物はちょっと毛色が違います。

ちょっと、正直言ってこの作品はリドリー・スコット向きではないと思う。

原作を知らないのでなんとも言えませんが、ストーリー全体が平凡で、かつ映画自体の奥行きがなくて、説明不足のところが多い。
特に、主人公マックスの生い立ち、おじさんの人生があまり語られてなくて、残念。

キャストがいいのに、どうも話がうまくない。
うなるところがありませんでした。

ラッセル・クロウもどちらかというと、こういうビジネスマンの役はあまり似合わないですね。

このところ、リドリー・スコット監督の作品にうなるものがなくなってるのが少し気がかりです。

agoodyear.jpg

★★★★★★

『おとなのけんか』

Posted by Kasshy on 06.2013 DVD   0 comments   0 trackback
『おとなのけんか』CARNAGE 2011

story
ニューヨーク、ブルックリン。
ザッカリー・カウワンがイーサン・ロングストリートの顔を棒で殴ったという11歳の子供同士の喧嘩の後、彼らの両親が話し合いのため集まることに。
リベラルな知識層であるロングストリート夫妻は、カウワン夫妻を家に招くが、冷静に平和的に始まったはずの話し合いは、次第に強烈なテンションで不協和音を響かせる。
やがてお互いの本性がむき出しになっていき、夫婦間の問題までもが露わになっていくのだった。

staff
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ヤスミナ・レザ、ロマン・ポランスキー
原作:ヤスミナ・レザ
製作:サイード・ベン・サイード
音楽:アレクサンドル・デプラ

cast
ペネロペ:ジョディ・フォスター
ナンシー:ケイト・ウィンスレット
アラン:クリストフ・ヴァルツ
マイケル:ジョン・C・ライリー

フォーン・ブース、CUBU、アンノウン、いわゆるシチュエーションムービーといわれる映画。
それとは少し違うけど、この「おとなのけんか」という映画は、ロングストリート家の家の中で、二組の夫婦が繰り広げるいわゆる口論。
それがまた、なんのことはない会話なんだけど、あるときは夫婦間での諍いになったり、あるときは相手の夫同志、妻同志、あるいは、相手の妻とタッグくんだり、相手の夫とタッグ組んだり。
4人の気持ちの揺れ動き、駆け引き、思惑が交錯して、なかなか面白かったです。

本作の基になったのは日本でも大竹しのぶらが出演し、「大人は、かく戦えり」のタイトルで上演された世界的な大ヒット舞台劇なんだそうです。

子どものケンカが発端で、両家の両親どうしが次第に激しい口論に発展していく様子は、みものです。
和解のための話し合いが結局、激しいバトルになる様は今の世界を風刺しているかのようです。

4人の職業がまた微妙。
リベラルな作家であるペネロピ(ジョディ・フォスター)。
金物商を営むマイケル( ジョン・C・ライリー )。
この2人が、ロングストリート夫妻。

投資ブローカーの仕事をするナンシー(ケイト・ウィンスレット)。
製薬会社をクライアントにするやり手の弁護士アラン(クリストフ・ヴァルツ)。
この2人がカウワン夫妻。

キャスティングが見事。
それぞれの職業やら思考と配役が絶妙だと思う。
とくに、女性2人がピッタリ!

ケイト・ウィンスレットって、最初出てきたときは、大根かなって思ってましたが、年を重ねるにつれて、
独特の存在感が出てきましたね。
なんでもやるし。(笑)

原題のcarnageって殺戮とかいう意味なんだそうですが、
a scene of carnage で、修羅場という意味になり、まさに最後のほうは、修羅場。

短い映画なので、お暇なときに一度観てみてはいかがでしょうか。

carnage.jpg

★★★★★★★

『スノー・ホワイト』

Posted by Kasshy on 09.2012 DVD   1 comments   0 trackback
『スノー・ホワイト』SNOW WHITE AND THE HUNTSMAN 2012

story
スノーホワイトは、マグナス王と王妃に大切に育てられた外見も心も美しいプリンセス。
しかし、母亡きあと、新しい王妃に迎えられたラヴェンナに父王を殺されたスノーホワイトは、国を乗っ取られ、7年間の幽閉生活を送ることになる。
一方、女王ラヴェンナは魔法の鏡にいつも問いかけていた。
「鏡よ、鏡。この世でいちばん美しいのは誰?」「もちろん女王様です」しかしある日、鏡はこう言った。
「この世でいちばん美しいのは女王様ですが、やがてあなたよりも美しい娘が現れます。その時、娘の心臓を食べれば、あなたは永遠の美と若さを手に入れ、不死身となるでしょう」
その娘が自分の継娘スノーホワイトと知った女王は、彼女を殺そうとするが、闇の森へ逃げられてしまう。
女王は森に詳しいハンターのエリックを雇い、刺客として解き放つ。
だが、スノーホワイトは彼と手を組み、危険をかわしながら、たくましく生きる能力を身につけていくのだった。
女王はその後も、あの手この手でスノーホワイトを追跡、罪のない命と自然を破壊していく。
すべては自分のせいと心を痛め、たとえ地の果てまで逃げても女王の魔の手から逃れられないと悟ったスノーホワイトは、抵抗軍を組織し、女王を倒すべく進軍を開始する。

staff
監督:ルパート・サンダーズ
脚本:エヴァン・ドーハティ、ジョン・リー・ハンコック、ホセイン・アミー
製作:パラク・パテル、グロリア・ボーダーズ
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

cast
スノー・ホワイト:クリステン・スチュワート
ラヴェンナ女王:シャーリーズ・セロン
エリック:クリス・ヘムズワース
ウイリアム王子:サム・クラフリン

グリム童話の中でももっとも有名なお話、白雪姫。

今年は、このスノー・ホワイトのほかにも白雪姫と鏡の女王が公開されました。

一方のキャスティングは、白雪姫にリリー・コリンズ(あのジェネシスのフィル・コリンズの娘さんですね。)
鏡の女王にジュリア・ロバーツ。

こちらのスノー・ホワイトでは、スノーホワイトにトワイライトシリーズのクリステン・スチュワート。
女王にシャーリーズ・セロンというキャスト。

個人的には、姫はリリー・コリンズのほうがあってるような。
で、女王のほうは断然シャーリーズ・セロンかなあ。

ジュリア・ロバーツってどうみても女王という感じじゃない.....。

まあ、それはおいといて。

このスノー・ホワイトは童話に忠実じゃなくて、かなりのアレンジ版。
現代風にアレンジされていて、どうなんだろね。
好き好きだと思うけど、白雪姫の物語を楽しみたいって人にはちとコケるかも。

それと気になったのは、スノー・ホワイトのキャラに魅力がなく、どちらかというと敵役の女王のほうが感情移入できる。
ハンターや小人のきゃらもイマイチだったし....
ちょっとキャラ設定が辛かったです。

基本的に冒険ファンタジーとして描かれていて、恋愛の要素が少なくて、華やかさもちょっとなかったかな。

snowwhite.jpg
★★★★★★

『幸せへのキセキ』

Posted by Kasshy on 17.2012 DVD   0 comments   0 trackback
『幸せへのキセキ』WE BOUGHT A ZOO 2011

story
イギリスのコラムニストであるベンジャミン・ミーは、半年前に妻を亡くし、14歳の息子と7歳になる娘とともにその悲しみから立ち直れないでいた。
悲しみからベンジャミンは仕事を辞め、息子は学校で問題を起こし退学処分になってしまう。
ベンジャミンは心機一転、新天地での再スタートを望み、郊外に家を購入。
その家は、閉鎖中の動物園付きだった。
動物園を再建すべく取り組むベンジャミンだが、素人ゆえわからないことだらけでトラブルが続き、かさんでいく修理費や薬代に頭を抱える。
しかし飼育員たちや動物園を心待ちにしている地域住民、思いもよらぬ亡き妻からのプレゼントに支えられ、妻とのある約束を果たそうとする。

staff
監督:キャメロン・クロウ
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ、キャメロン・クロウ
原作:ベンジャミン・ミー
製作:ジョリー・ヨーン、キャメロン・クロウ、リック・ヨーン
音楽:ヨンシー

cast
ベンジャミン:マット・デイモン
ケリー:スカーレット・ヨハンソン
ダンカン:トーマス・ヘイデン・チャーチ
ディラン:コリン・フォード
ロージー:マギー・エリザベス・ジョーンズ

原題がWE BOUGHT A ZOO。
私たち、動物園を買いました。

この物語は、英国のコラムニスト、ベンジャミン・ミーの自伝をもとにした実話なんだそうです。
ある意味すごいストーリー。

動物園が売りだされているという事実もすごいが、それを買い取るというのもすごい。

これは家族の絆の物語です。
と同時に親子、とくに親父と息子の物語でもあります。

主人公のベンジャミンが、反抗期の息子と妻(母)の死について正面むいて語り合うことを避けてきてのだが、年老いたベンガルドラの「安楽死」を考えることで、
この父子は初めてお互いの悲しみを共有するんです。

マット・デイモンは、ボーンシリーズですっかりアクションスターのイメージとなりましたが、本来はこういうちょっとダメ?親父的な、あるいは内向的な役柄が似合う人なんだと思う。
グッド・ウィル・ハンティングがそうだったし。

最初は清楚なそしてセクシーな役が多かったスカーレット・ヨハンソンも最近ではアクションものが多かったり、コメディやったりと。幅が広がってきているし、
この映画でも健康的な飼育員で、違和感がない。

息子役と娘役がまたハマっていて、うまい。

ラスト30分がやはりみもので、久しぶりに健康的な正統派なアットホームコメディをみたなと思いました。

shiawaseenokiseki.jpg

★★★★★★★★

『少年と自転車』

Posted by Kasshy on 11.2012 DVD   0 comments   0 trackback
『少年と自転車』LE GAMIN AU VELO 2011

story
シリルは、もうすぐ12歳になる少年。
彼の願いは、自分を児童養護施設へ預けた父親を見つけ出し、再び一緒に暮らすこと。
電話が繋がらない父を捜すため、学校へ行くふりをして父と暮らしていた団地へと向かうが、呼び鈴を押しても誰も出ない。
探しにきた学校の先生から逃れようとして入った診療所で、美容院を経営する女性サマンサにしがみつくシリル。
“パパが買ってくれた自転車があるはずだ!”と言い張るが、部屋を開けるともぬけの殻。
ある日、シリルのもとをサマンサが訪ねてくる。
シリルの話を聞いて自転車を探し出し、持っていた人から買い取ってくれたのだ。
“乗っていたそいつが盗んだんだ!”と憤るシリル。
サマンサに週末だけ里親になってもらうことを頼み込み、一緒に過ごしながら、父親の行方を捜し始める。
自転車の売り主はガソリンスタンドにあった“自転車を売る”という貼り紙を見て、手に入れたという。
大切にしていた自転車を売ったのは父親だったのだ。
貼り紙から住所を探し出し、ようやく父親と再会するシリル。
父親は“お金がなくて迎えに行けない”と弁明する一方で、密かにサマンサに“重荷なんだ。会いたくないと伝えてくれ”と頼む。
しかし、サマンサは、自分で告げるよう父親に言う。
“もう会いに来るな”との言葉を残して、扉を閉める父親。
これをきっかけに、サマンサはそれまで以上に真摯にシリルと向き合い始める。
恋人との間に軋轢が生まれるほどに、彼女はシリルを大切に思い始めていた。
どうしようもなく傷ついた心を抱えるシリル。
ふたりの心は徐々に近付いていくかに見えた。けれど、ふとしたことで知り合った青年との関係が、シリルを窮地に追い込む。

staff
監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ
脚本:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ
製作:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ、ドゥニ・フレイ

cast
サマンサ:セシル・ド・フランス
シリル:トマ・ドレ
シリルの父:ジェレミー・レニエ
ウェス:エゴン・デイ・マテオ

ベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟の作品。

逆境の中にあってもたくましく生きる女性の姿を描いた「ロゼッタ」。
職業訓練所で入所してきた気になる少年は、息子を殺した犯人だった「息子のまなざし」。
大人になりきれない子供たちの日常を鋭く切り取った「ある子供」。
麻薬中毒の男と国籍取得のために偽装結婚をしたヒロインが。彼と過ごす日々の中で本当の愛を知る「ロルナの祈り」。
と、常に社会の問題を自然に、過度な演出をせずに提起するダルデンヌ兄弟の作品は、観る側に社会の病巣を、人間の弱さを、
でもぬくもりを、伝えてくれます。

この少年と自転車もまさにそう。

「ただ、一緒にいてくれたら、それだけでいい。」というキャッチ。

この作品は、ダルデンヌ兄弟が「息子のまなざし」のプロモーションのために、来日したときに、少年犯罪についてもシンポジウムでたまたま聴いた「赤ちゃんの頃から施設に預けられた少年が、親が迎えに来るのを屋根にのぼって待ち続けていた。」
という衝撃的な話に着想を得て作られたのだそうです。

親に見捨てられた少年シリルが、生まれて初めて、信頼できる「大人」であるサマンサに出会うことで、心を開いて、人を信じ、善悪を学び、成長していく。
サマンサもまたシリルに「愛情」を与えることで、自分の内にある「母性」に気づき、人を守ることの責任と喜びを知っていきます。

少年の目で、少年自身の日常を描いているこの映画には、自分の都合、勝手な人間ばかりが出てきます。
唯一、少年とサマンサだけが毎日を一生懸命、さぐりながら生きています。

90分足らずの短い映画ながら、中身は濃くて、少年犯罪の問題なども提起されていて、今、世界だけでなく日本もこの問題は社会の問題として真剣に考えていくべきと再認識しました。

これからもこのダルデンヌ兄弟の作品からは目が離せないですね。

最後の少年とサマンサが乗っている自転車を交換して乗り換えするシーンがまた印象的。

syonentojitensya.jpg

★★★★★★★★☆

『アンストッパブル』

Posted by Kasshy on 10.2012 DVD   0 comments   0 trackback
『アンストッパブル』UNSTOPPABLE 2010

story
ペンシルバニア州のとある操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備士の人為的ミスによって無人のまま走り出してしまった。
積荷は大量の化学薬品とディーゼル燃料。
操車場長のコニーはとてつもなく深刻な事態が発生したことを認識し、州警察に緊急配備を依頼する。
その頃、勤続28年のベテラン機関士バーンズと職務経験4か月の車掌コルソンは、この日初めてコンビを組み、旧式機関車1206号に乗り込み職務に就いていた.

staff
監督:トニー・スコット
脚本:マーク・ボンバック
製作:ジョリー・ヨーン、トニー・スコット、ミミ・ロジャース、エリック、マクレオド、アレックス・ヤング
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

cast
フランク:デンゼル・ワシントン
ウィル:クリス・パイン
コニー:ロザリオ・ドーソン
デューイ:イーサン・サプリー
ガルビン:ケヴィン・ダン

今年8月に亡くなったトニー・スコット監督の最後の作品となった映画。
劇場には観にいけなかったので、DVDで観ました。

この映画は実際にあった貨物列車暴走事故を基にした映画なんだそうで、CSX8888号暴走事故(CSX 8888 incident, 別名 クレイジーエイツ事故)というのが、
2001年オハイオ州で発生しているんだとか。
有毒物資を積載した貨物列車が暴走した事故で、アンストッパブルでは777であったが、本物は8888というのが面白い。

主演は、トニー・スコット監督お気に入りのデンゼル・ワシントン、そして新スター・トレックの若きカーク役のクリス・パイン。

映画の色、カットなどは、この前のサブウェイ123やデジャヴなどと同じで、3部作なの?と感じるくらい雰囲気というか何かパターンが似ている。
ただ、前2作は犯人との駆け引きがあるが、この作品は暴走列車をどう食い止めるかというある意味単純なため、どうやって止めるのかとハラハラしながら観ました。
う~ん、ストーリー的にひねりがイマイチで、最後の手段というには、なんで?当然それを考えるでしょ?的に感じて、話自体の面白みに少し欠けてる気がする。

暴走列車の重量感はすごく出ていた気がするが、スピード感がイマイチで、これでほんとに100km以上出てるの?って感じました。

トニー・スコットも、ここ数作、やはり、マンネリ化に陥ってしまってたのかなあ。

やっぱり、初期から90年代が面白かったなあ。

トップ・ガンは別格にして、デイズ・オブ・サンダー、ラスト・ボーイ・スカウト、トゥルー・ロマンス、クリムゾン・タイド、
マイ・ボディガードあたりまでかなあ。

この映画みると、デンゼルも年とったなあって感じました。

unstoppable.jpg

★★★★★★★

『アーティスト』

Posted by Kasshy on 05.2012 DVD   0 comments   0 trackback
『アーティスト』THE ARTIST 2011

story
1927年、サイレント映画全盛のハリウッド。
大スター、ジョージ・ヴァレンティンは、共演した愛犬とともに新作の舞台挨拶で拍手喝采を浴びていた。
熱狂する観客たちで映画館前は大混乱となり、若い女性ファンがジョージを突き飛ばしてしまう。
それでも優しく微笑むジョージに感激した彼女は、大胆にも憧れの大スターの頬にキス。
その瞬間を捉えた写真は、翌日の新聞の一面を飾る。
写真の彼女の名前はペピー・ミラー、未来のスターを目指す新人女優だった。
映画会社キノグラフでオーディションを受けた彼女は、愛らしい笑顔とキュートなダンスで、ジョージ主演作のエキストラ役を獲得。
撮影後、楽屋を訪ねてきたペピーに、ジョージは“女優を目指すのなら、目立つ特徴がないと”と、アイライナーで唇の上にほくろを描く。
その日を境に、ペピーの快進撃が始まる。
踊り子、メイド、名前のある役、そして遂にヒロインに。
1929年、セリフのあるトーキー映画が登場すると、過去の栄光に固執し、“サイレント映画こそ芸術”と主張するジョージは、キノグラフ社の社長と決別する。
しかし数か月後、自ら初監督と主演を務めたサイレント映画は大コケ。
心を閉ざしたジョージは、心配して訪ねてきたペピーすら追い返してしまう。
それから1年。今やペピーはトーキー映画の新進スターとして人気を獲得していた。
一方、妻に追い出されたジョージは、運転手クリフトンすら雇えなくなり、オークションで想い出の品々を売り払う。
執事にその全てを買い取らせたペピーは、ジョージの孤独な背中に涙を流す。
酒に溺れるジョージは自分に絶望し、唯一の財産であるフィルムに放火。
愛犬の活躍で救出されたジョージの元へ駆けつけたのは、変わらぬ愛を抱くペピーだった。
“銀幕のスター”ジョージを復活させる名案を携えて。

staff
監督:ミシェル・アザナヴィシウス
脚本:ミシェル・アザナヴィシウス
製作:マーク・ブリッジス
音楽:ルドヴィック・ブールス

cast
ジョージ:ジャン・デュジャルダン
ペピー:ベレニス・ベジョ
アル:ジョン・グッドマン
クリフトン:ジェームズ・クロムウェル

今年のアカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、作曲賞の5部門を受賞した「アーティスト」。
ようやくブルー・レイで観ました。

うまい。アイディアというか企画力というか。それにタイミングも良かった。
何もかもうまくいったという感じでしょうね。
ある意味新鮮で、白黒、サイレントでもまったく退屈せず、すんなりと観ることができました。

ストーリー自体はいたって普通でシンプル。
結局みせ方がうまいんだと思います。この映画。
サイレントからトーキーへの移行期、それを白黒、サイレントでやってしまう。
そして、最後のサイレントのスターを復活させるアイディアとは...。これもうまい。

何よりもフランス映画だというところが、また、良かったのかも。

白黒なのに、というか白黒だからこそ、衣装や小道具、それに登場人物や「犬」にもこだわりが。

登場するワンちゃんがまた、一役かっています。

そしてそして、いろんなシーンが、過去の名作のオマージュでもあるところが、また、いいところでもあるかなあ。

とにかく、一見する価値のある映画だと思う。
artist.jpg

★★★★★★★★

『ものすごくうるさくてありえないほど近い』

Posted by Kasshy on 24.2012 DVD   0 comments   0 trackback
『ものすごくうるさくてありえないほど近い』2011

staff
監督:スティーブン・ダルドリー
脚本:エリック・ロス
製作:スコット・ルーディン

cast
父トーマス:トム・ハンクス
母リンダ:サンドラ・ブロック
オスカー:トーマス・ホーン
間借り人:マックス・フォン・シドー

公開しているときも、観に行きたいなと思っていた作品。
『ものすごくうるさくてありえないほど近い』。
原題がEXTREMLY LOUD AND INCREDIBLY CLOSE。
うまくというか印象的な和訳をしたものだなあと感心したと同時に、
このタイトルの持つ意味がなんなのかってすごく気になりました。

あらすじはこんな感じ。

普通の人と違って、外の世界には怖いものだらけの少年オスカーにとって、父トーマスは誰よりも近い、大切な存在だった。
一緒に矛盾語ゲームをやったりテコンドーを教わったり、“調査探検ゲーム”も、人と話すのが怖いオスカーが人に慣れていけるように父が考えたものだった。
しかしあの9.11、ワールドトレードセンターにいた父はあまりにも唐突に死んでしまった。
父の喪失を乗り越えられずにいたオスカーはある日、父の部屋で偶然見つけたなにかの鍵を見つける。
この鍵の当てはまる鍵穴こそ父が残したメッセージだと考えたオスカーは、鍵の入った封筒に書かれた「ブラック」という名前を手がかりに調査をはじめる。
ニューヨークに472人いる「ブラックさん」を一軒一軒訪ね、この鍵の入る鍵穴を探し出すのだ。
オスカーは様々なブラックさんと出会い、彼らの話を聞くが誰も鍵のことを知らない。
母リンダと言い合いになった夜、オスカーはおばあちゃんの家の間借り人の老人と知り合う。
口のきけないミステリアスな間借り人に溜まっていた思いをぶちまけたオスカーは、間借り人と一緒に調査をすることになる。
彼と一緒にいることを通じて、電車や橋といった怖いものに向き合うことになる。
間借り人に心を許しはじめたオスカーは、誰にも明かせなかったものを彼に聞かせる。
それはあの日、父が残した留守電メッセージだった。

そう、この少年はアスペルガー症候の疑いがある子。
オスカーにとっては、公共の交通機関に乗るのも、他人と触れ合う事も大きなストレスとなり、少しでも心を落ち着けパニックを避けるため、リズムを打つタンバリンを持ち歩いている。
つまり、彼にとって、この世界は「ものすごくうるさい」。

父にトム・ハンクス。母にサンドラ・ブロック。
有名どころを持ってきているものの、この物語の主人公はあくまで、この少年オスカー。
このトーマス・ホーンって子、すごく繊細な芝居をする。

それから、祖母宅の間借り人役のマックス・フォン・シドーがいい味だしています。
失語症になって、しゃべれず、両手のひらにYES NOのいれずみをしている。

少年と祖父の奇妙な冒険がはじまる...。

やがて、鍵の行方は...。

母と少年は...。

静かな感動を覚える佳作だと思うし、いろんな意味を見いだせる作品だと思う。
9.11を起点にする物語ではあるけれど、それそのものよりも、もっと深い、もっと身近な、もっと人間の世界とは,,,など。
いろんなことを考えさせてくれる物語のように思う。

もう一度、観たいね。

monosugoku.jpg


★★★★★★★☆

『リアル・スティール』

Posted by Kasshy on 20.2012 DVD   0 comments   0 trackback
『リアル・スティール』REAL STEEL 2011

story
チャーリー・ケントンはかつて将来を嘱望された期待のボクサーだった。
チャンピオンを目指してトレーニングに打ち込んできたものの、時代は高性能のロボットたちが死闘を繰り広げる“ロボット格闘技”の時代に突入。
もはや人間のボクサーは生きる場所を失い、チャーリーは人生の敗残者も同然だった。
辛うじてロボット格闘技のプロモーターとして生計を立てているものの、乏しい資金力で手に入れられるロボットは、リングの上であっという間にスクラップ状態。
人生のどん底にも関わらず、さらなる災難がチャーリーに舞い込んでくる。
赤ん坊の時に別れたきりの息子マックスが最愛の母を亡くして、11歳になった今、初めて彼の前に現れたのだ。
だが、マックスは、そう簡単にチャーリーに心を開くはずもなく、親子関係は最悪の状態。
そんなある日、2人はゴミ捨て場でスクラップ同然の旧式ロボット“ATOM”を発見する。
それが、彼らの人生に奇跡を巻き起こす“運命の出会い”であることに、チャーリーもマックスもまだ気づいていなかった。

staff
監督:ショーン・レヴィ
脚本:ジョン・ゲイティンズ
原作:リチャード・マシスン
製作:ショーン・レヴィ、スーザン・モントフォード、ドン・マーフィ、ロバート・ゼメキス
音楽:ダニー・エルフマン

cast
チャーリー:ヒュー・ジャックマン
マックス:ダコタ・ゴヨ
ベイリー:エヴァンジェリン・リリー
フィン:アンソニー・マッキー
リッキー:ケヴィン・デュランド
タク・マシド:カール・ユーン
ファラ・レンコヴァ:オルガ・フォンダ

形は近未来のSFの形式をとってるけど、本質的にはヒューマン・ドラマです。
しかも、ストーリーはいい意味でのベタで、全然難しくなく、父と子の絆、最後まで頑張れ!最後まで諦めるなという人生へのエールがキーになっているドラマ。
そういう意味では、アイアンマン+ロッキー+チャンプみたいな感じ。

なによりも、この映画では、マックス役のダコタ・ゴヨがうまく、全編にわたって、よい意味の緊張感とか楽しさを持続させてくれてます。
マイティ・ソーに出てた子です。

もちろん、チャーリー役のヒュー・ジャックマンのダメ親父ぶりもいいのですが。

それから、出てくるロボットの動き、アクション、設定がなかなかおもしろく、そっちの方面での楽しさもありました。

俺的には、やっぱり父子ものとかに非常に弱いので(育った環境的に)ところどころ涙ものでした。

家族でみる映画でもあり、男の映画でもあります。

あっ、もちろん、カップルでみても十分楽しめますが。

ヒュー・ジャックマンってやっぱりかっこいいしね!
男としてみても、ほれぼれするよね。

なんか役柄に幅が出てきてる感じがします。
汚れ役もやってほしいなあ。

最近みた映画の中では☆イチかな。

realsteel.jpg

★★★★★★★★☆
 

プロフィール

Kasshy

Author:Kasshy
一見真面目そうで、気難しそうで、実は結構おちゃらけで調子乗りだったりして...。でも根は真面目ですよ!

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気軽にツルんでくださいー。
ブロとも大歓迎ですよ~。 Kasshy

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